FAQ

親知らず抜歯に関する
よくあるご質問

• 親知らず抜歯はどのような場合に必要ですか？

  親知らず抜歯は、親知らずが正常に生えてこない場合（埋没や半埋没）、歯列を圧迫する場合、虫歯や歯周病の原因となる場合、または痛みや腫れがある場合に必要とされます。
  主に以下のようなケースの場合は抜歯したほうが良いとされる可能性が高いですが、実際には個々の状態を診査診断のうえ判断しているため、一概にすべてのケースで適用されるとは限りません。

  • 親知らずが斜めに生えている
  • 親知らずが骨に埋まっている
  • 親知らず周辺に汚れがたまり、歯肉に炎症を起こしている
  • 親知らず周辺に膿の袋ができており、骨を吸収している
  • 歯列不正（歯並びが悪い状態）の原因となっている
• 親知らず抜歯は保険適用されますか？

  親知らずの抜歯は、難易度に関わらず基本的には保険が適用される処置です。静脈内鎮静法など、一部のオプション処置をご希望される場合は自由診療となります。

• 抜歯手術後に痛みは出ますか？

  手術後、1週間から2週間を目処に痛みと腫れが生じる可能性があります。痛みのピークは抜いた直後ではなく、2～3日後であることが多いです。抜歯後には痛み止めと抗生剤をお出しするので、もし痛みが出た場合には用法用量を守りご使用ください。

• 親知らず抜歯後の回復期間はどのくらいですか？

  完全な回復には個人差がありますが、抜歯してできた穴について、骨がくっつき完全に塞がるまでには3ヶ月ほど要します。腕や足の大きめの骨折をしたとき、ギブスが外れるまでに2～3ヶ月ほど要するのと考え方としては一緒です。

• 抜歯後の注意点はありますか？

  まず強いうがいを避けるようにしましょう。強いうがいはかさぶたが取れる原因となり、口の部位のかさぶたが取れると強い痛みが生じます。また、程度にもよりますが痛みがある間はお食事がし辛くなります。抜歯した部位の近辺で噛むのを避けつつ、なるべく栄養があるものを摂取することをおすすめします。

抜歯後に出現する可能性の
ある症状、および後遺症

• 1～2週間程度の痛みと腫れ(最も症状が強いのは2～3日目)
• 開口障害、摂食嚥下障害
• 後出血
• 口角炎
• 口腔内術部の創痕
• 隣在歯の動揺
• 口腔上顎洞瘻・上顎洞炎
• 術後感染、治癒不全、ドライソケット
• 歯肉退縮による歯根露出および知覚過敏（温·冷水痛）
• 顎下部～頚部皮下血腫
• 神経麻痺（下歯槽神経・舌神経）※

※学会誌の報告によると、下顎智歯抜歯に伴う一時的な神経麻痺の発生率は0.4～2.3%程度、麻痺が長期に残存するのは0.2～1.0%程度とされています。

町田はごころ歯科の口腔外科ドクターは、全員が大学病院の口腔外科で研鑽を積んだ経歴があり、日本口腔外科学会認定の”専門医”や”認定医”などの資格を有しています。

他院からのご紹介で親知らずの抜歯を行うことも多く、
大変光栄なことに同業の先生方からもご評価いただいています。

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